Off Topic #127
Google検索の大きなリスク、それは一体なにか?- Off Topic #127

2022-08-25 Thu.

このページは、ポッドキャスト番組Off Topicを個人的にまとめたページです。

Summary

  • 要点の箇条書き

    アマゾンでさえ依存してしまう

    コマース領域への影響
    AmazonがメキシコでGoogle広告を出さない検証をしてみた
    トラフィックがかなり落ちた
    Amazonでさえ、Google検索広告に頼る部分がある

    新しい検索サービスを利用する人がいる理由

    Google検索の体験価値が落ちている
    広告の数が多い
    2015年?検索結果の最初に広告を出すようにした
    使い方の理解も重要
    site:や””のテクニックの活用をするとよい

    意見の検索が難しい

    日本の人口は何人?というデータを返すのは強いが、
    日本人がNFTについてどう思っているか?
    NFTに関するディスカッションは?
    などのオピニオン関連の検索結果を的確に出せない
    ヘルスケア、プロダクトレビュー、レシピなどの検索については、Googleより専門サイトのほうが優れている

    キュレーションと検索

    検索エンジンではなく、キュレーションされたデータを見る人もいる
    NotionでDBを公開するなど
    キュレーションが大きくなると、それに対して検索が必要になる
    検索結果が膨らむと、キュレーションが必要になる
    特定の人がキュレーションしたものなどもコンテンツになっている
    これらがGoogleが抑えにくいカテゴリ

    他プラットフォームでの検索

    Twitter、Instagram、TikTokでの検索も増えている
    短期間で画像や動画で理解できる
    情報に加えて意見を知ることができる
    Google社内調査で、若者の40%がランチの検索はGoogleではなくSNSを使っていると報告
    プロダクトの検索はAmazonから始まっている
    意見を求めて、Redditを検索する人も多い

    地図のあり方も変わってくるかも?

    Google Mapsの概念について
    紙の地図を使ったことがない世代にとって、真上から見た2Dモードは意味があるのか?
    今後3D化されていくなかで、Mapsの概念が変わっていく

    Googleマップの進化

    タイムスライダー:時間軸によってビューが変わる機能
    昼と夜、人の込み具合、天気による違いなど
    一部のロケーションで適用されている

    インスタも密かに進化中

    Mapsの機能が強化されている
    アメリカでは、レストランでInstagramから注文ができるようになっている
    好きなお店などを地図データとともにレコメンドできるようになりそう

    ビジュアル検索

    マルチサーチ
    カメラで写真を撮って検索
    ドレスの写真から、色違いの商品を探すコマース検索など
    月次で80億回の画像検索回数があり、伸びている
    人が人に聞くような質問を再現しようとしている
    写真を見せて、どう思うか、場所を知っているか。

    英語圏の検索方法って日本と違う

    英語圏:文章で検索する傾向
    日本:単語で区切って検索する傾向
    今後、ARグラスやスピーカーでの音声検索になっていくと、より自然言語検索になっていく
    日本語が、主語を省略したり順番を変更したりできるので、解釈に違いがありそう

    Tiktokの検索から始まるディスカバリー

    旅行、食事、エンタメ、チュートリアルなどがフィットしている
    ほかの人の検索状況が役に立つ
    GoogleはURLをクリックする必要があるけどTikTokは自動再生されるのが便利
    動画のコメント文に対する検索もできる
    Foryouページのカスタマイズとして、特定のハッシュタグやキーワードが入っている動画を出さないようにする機能がある
    より欲しいものが出るようにしている
    TikTok検索が進化すると、検索結果がサムネイルになるのでは?
    ソーシャルレビューの信頼性。
    会社が書くレビューより個人の感想を読めることが価値
    TikTokをニュースソースとする人が伸びている(イギリス)
    オーセンティックな検索結果が見えているものの、アルゴリズムによるもの
    アルゴリズムはカルチャーの影響を受ける
    いまのアルゴリズムでは出てきていない結果も本当はあるはず

    iPhoneを持つAppleの強さよ…

    androidのシェアのほうがiPhoneより多い
    しかしGoogleのトラフィックの半分はAppleデバイスからきている
    2021 $257B
    80% 広告事業
    検索 $149B 全体の58%
    広告売り上げの半分はAppleデバイス経由
    Google売上の30%はAppleデバイス経由
    そのほか、YouTubeも。
    Google売上の30%=約10兆円
    Appleはこれを自社の売り上げにすることもできる
    Goole直近4半期
    YouTube広告 -5%
    Google検索 +13%
    売上成長の60%はGoogle検索
    より、モバイルデバイスの利用率が上がったため、検索がのびた
    それはおそらくiPhoneの利用が伸びたため
    アメリカ市場ではモバイル市場の約半分がApple
    そのなかでもZ世代に絞るとほぼ90%がApple
    USでの検索はAppleデバイス経由になっていく

    しょうがないから自社でやりますよ(´・ω・`)

    Apple検索の開発のうわさは2008年からある
    GoogleとAppleの関係性は他の検索事業を排除しているという指摘もある
    Appleが自社で検索システムを開発する理由にもなる

    「「Appleサーチ」」

    2018年、AppleはJohn Giannandrea氏を採用した
    元Google検索開発をしていた人物
    名目上はSiriの開発担当として採用されている
    Apple Searchという謎のプロダクトがある
    Apple Botというクローラーもあるらしい
    Google-Apple間の契約では、Appleが検索エンジンをつくらないというルールがある
    AppleはSpotlightというデバイス内検索の仕組みがある
    スポットライト検索の結果、インターネットに遷移する場合、直接URLに飛ぶ
    デフォルト検索エンジンのはずのGoogleは経由していない
    Appleのオートコンプリート機能により、ユーザーの入力クエリを取得している
    マルチデバイス、iCloud上のファイル、GPSデータ、各社アプリの取引データなどを活かした検索エンジンとなるとかなり強力なサービスになりそう
    Googleのプロダクトをリプレースした事例
    Apple Maps
    広告事業の重要性
    iPhoneの売り上げは上限がある
    Appleの広告売上は伸びている
    2017年 $300M
    2021 $4B
    2022 $5.5B予測
    アプリストア内で広告を出す想定
    Apple広告担当のトッド・テレシー氏が昇進して、Appleサービストップの直属になった
    より広告事業に注力するのではないかとされている
    コスト課題
    検索事業を開始するにはコストが掛かる
    年間$18BをGoogleから受けていて、Appleサービス売上の24%になる
    これを手放して、開発コストを使い、独占禁止法に触れるリスクをとってまでApple Searchを作るのか?
    Googleとしては、慎重に考えたい関係性

    ロシア版グーグルがどうグーグルに対抗したか

    ヤンデックス検索
    2012年 ロシア内では60%のシェアをもっていた
    2013年 Googleが80%のシェアをとった
    ロシアではandroid端末が多いので、Google検索は2012年からロシア内のシェアをとっていった
    Googleはデフォルト検索エンジンをGoogleにするようハードウェアの会社へ働きかけていた
    2017年、ロシア政府からの指示により、ヤンデックスかGoogleか選択する画面を出すようになった
    結果、49%:51%になった
    Appleでも同じことになる可能性がある

    Googleは30年後に生き残れるのか

    大手テック企業のランキング
    1. Microsoft
    2. Google
    3. Apple
    4. Amazon
    5. Meta
    もっとも過小評価されているのは?
    Metaは短期的にはリスクが高いが、過小評価されている
    ファウンダーがまだ現役である点などは強い
    Googleは過大評価されている
    直近10年でのあたらしいプロダクトがない
    おおきなイノベーションがない
    創業者がかかわっていない
    ラリー・ペイジさん
    検索事業はオープンインターネットに頼っている
    SNSなどのクローズなエリアに弱い
    ここに検索を入り込ませるために、SNS事業者にお金を支払っている
    Twitter、TikTok、Instagram
    Web3はオンチェーンの世界になる
    誰でもデータにアクセスできるようになり、検索にも競合が現れる可能性がある
    オピニオンの検索に弱い
    そしてAppleのハードウェアとOS

Comment

memofleet

  • 2022-09-03 Sat.

いまはWebサイトを昔ほど見ない時代になり、Webサイト情報を整理するGoogleの強みが薄れてきたように思います。
クリエイターもYouTubeやTwitterがメインで、個人のWebサイトを持つひとは少なそうです。
これがWeb3/オンチェーンになるときにどうなっていくのか、気になっています。

Google検索の大きなリスク、それは一体なにか?- Off Topic #127

Off Topic #127
Original : 2022-08-25 Thu.
memofleet : 2022-09-03 Sat.

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