Off Topic #140
メンタルモデルとは何か- Off Topic #140

2022-11-24 Thu.

このページは、ポッドキャスト番組Off Topicを個人的にまとめたページです。

Summary

  • 要点の箇条書き

    メンタルモデルって何?

    この言葉が人気になったのはここ2~3年
    メンタルモデルは世界を理解するためのモデル
    スタートアップの成功事例がよく語られるが、考え方のほうがより役に立つのではないか
    自分なりに役立つメンタルモデルを考えてほしい
    世界を理解するためのフレームワーク
    シミュレーションがしやすくなる
    トップビジネスパーソンは自分なりのモデルをもっている

    車の修理屋さん

    車に問題があった場合、修理屋にもっていく
    修理屋は車の構造を理解しているので、問題点が分かる
    メンタルモデルはこの車の構造のようなもの

    より良い判断をするため

    とくにビジネスの領域ではよい判断が重要
    過去に起きたことがそのまま未来に起きることはない
    その時の状況により変わる
    構造や概念として考えれば、あてはまるものがある
    ベンチャー業界では有名なモデル
    「次の大きなイノベーションは最初はおもちゃに見える」
    「頭のいい人が週末に遊んでいることを、10年後に一般の人が平日にやり始める」
    「頭のいい人のアイディアは早すぎる」
    「チャンスは準備された心にのみ訪れる」

    一言でまとめるのうまいよな英語

    英語は分かりやすくひとことにまとまっている
    「歴史は韻を踏む」(マーク・トウェイン)
    日本語だと諺があるが、新しく作られたフレーズはない?

    トラストバッテリーの話

    Shopifyの創業者
    信頼関係はグラデーション
    0か100ではない
    Shopifyでは入社したとき、信頼バッテリーは50%と考える
    それが徐々に上がったり、または下がったりする
    スマホのバッテリーと同じように見ることができる
    スマホの充電量は人によって違う
    100%にしたい人、20%でも使う人
    信頼も人によって受け入れられるレベル感が違う
    信頼性が上がる理由や落ちる理由も違う
    採用面のバッテリー
    バッテリーを持つ人と持たない人
    人のバッテリーを使う人ばかりを採用してしまうと、組織が疲弊する
    圧倒的に人のバッテリーを使う人が多い

    バット・シグナル

    ピーター・ティール氏のメンタルモデル
    警察がバットマンを呼ぶときに、空にサインを出すのがバット・シグナル
    ピーター・ティールもバット・シグナルを出す
    スタンフォード大学時代、まわりはリベラルな人が多かったので、そのカウンターとなるメディアを作り、集まった中から人を選んだ
    ある方向性でメディアを作ったり本を書いたりして集まる人をフィルタリングしている

    常に疑う

    Andy Grove氏、Steve Jobs氏
    話していて相手が自分の意見と違うとき、徹底的に質問をする
    殆どの人にとって彼らと会話をするのがとても大変だが、それだけ深く話を聞いているということでもある

    仮説を捨てる

    第一原理:根底にあるアイデアや事実を仮定から分離することにより、複雑な問題を明確にする
    根本的に考え直す
    「なぜ」を5回聞いて掘り下げる
    (過去に起きたことを捨ててもよいのか?という課題もある)

    Reading Backwards

    新しい経験って本当に新しいのか?
    既に起きたことではないのか?

    維持するためか拡大するためか

    世界にはいろいろなシステムが動いている
    メンタルモデルを持たないと深く考えずに暮らすことになる
    大学を出て会社に入って結婚して、という慣習的なステップがあるとして、なぜ大学へ行くのか?なぜ会社に入るのか?と考えるかどうか
    それが当たり前だから考えなくてもよくなっている
    慣習的なステップのままでは維持はできるが拡大することはできない
    現在のアメリカのリーダーはアメリカのポジションを維持するための施策をしている
    アメリカをよりよくする、スケールするためではない
    会社でも同様に売り上げを保つための施策をするが、よりスケールするための施策は打ち出しにくい

    実装する人と考える人

    アメリカのリーダーシップの危機
    質問には答えられるが、質問の仕方がわからない
    目標を達成できるが、目標の設定方法がわからない
    物事を成し遂げる*方法について*は考えるが、その理由については考えない
    特定分野のエキスパートではあるが、ほかの領域に興味がない
    結果として、実装する人は多いが考える人が少ない

    羊がいっぱい!

    Sheepは方向性を考えない
    ベートーベンが偉大な作曲家だとして、その後テクノロジーや情報技術が発達したのにベートーベンを超える作曲家が出ていないのではないか?
    これまでに考えられたメンタルモデルはたくさん存在している
    今、これらのモデルに簡単にアクセスできるのはすごいこと

    君の肩にちいちゃいイーロン

    多くのメンタルモデルを一つのメンタルモデルに統合できない
    相互に矛盾するモデルもある
    年を重ねると自分の考え方が偏り始める
    だからこそそれをオフセットするために誰かのメンタルモデルを対抗案として持っておく
    マーク・アンドリーセンの場合
    肩に小さなイーロン・マスクとピーター・ティールがいる
    イーロン・マスク : First principles thinking(第一原理)
    ピーターティール:ミメーシス理論
    をそれぞれ語っている
    自分の意見が衰えないように、自分の中で他者の意見を対抗させている
    良い起業家は、反論をしてくれる取締役を配置する

    ワトソン君の役割

    シャーロック・ホームズにはジョン・ワトソンがいる
    ワトソンの役割は?
    ホームズがワトソンに説明をすることによってより事態がわかりやすくなる
    そういう存在があることによって、良い判断ができる

Comment

memofleet

  • 2022-12-04 Sun.

問題を構造化して概念で考えるという手法は以前からあったと思いますが、従来の意思決定モデルからベンチャー業界で使われているメンタルモデルなどアップデートできる内容で面白かった。シンキング・ラダーの回で「Low Rungが増えている」と言われてましたが、今回のリーダーシップの危機や羊の増加につながる部分かなと思います。次回も楽しみです。

メンタルモデルとは何か- Off Topic #140

Off Topic #140
Original : 2022-11-24 Thu.
memofleet : 2022-12-04 Sun.

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