Off Topic #142
【2022年のまとめ】 世界はシステムで回っている- Off Topic #142

2022-12-08 Thu.

このページは、ポッドキャスト番組Off Topicを個人的にまとめたページです。

Summary

  • 要点の箇条書き

    世界のシステムとは

    メディア、教育制度、インターネットなどぜんぶシステム化されている
    いまどうしてそういう状況にあるのか
    課題はなにか
    1880年~1930年あたり
    いろいろなイノベーションが起きた
    いまの世界の基礎が作られた
    鉄道のネットワーク
    テレグラフ、電話のネットワーク
    高速道路
    電気の普及

    パッションプロジェクトの博物館

    身の回りにあるものが作られるためにはいろいろな努力や情熱があったことに大人になると気が付く
    世界はパッション・プロジェクトの博物館だ
    John Collison

    泥棒男爵

    robber baron
    カーネギー、ヴァンダービルト、ロックフェラーなどの起業家
    投資家のJ.P.モルガン

    アメリカンシティーファウンダーズ

    どの都市も誰かが作ったから存在する
    Wikipediaにアメリカンシティーファウンダーズというページがある
    アメリカの都市を作ったひとのリスト

    LA創業物語

    ロスアンゼルスは1880年あたりから成長した
    砂漠で水がなかった
    東海岸やアメリカ全土で広告を出した
    西海岸=LAを緑や水のあふれる楽園として描いたがこれは嘘だった
    夢を求めにLAに集まった人たちがロサンゼルスを作った

    新しいイノベーションと投機(スペキュレーション)

    1960年以降、あたらしいインフラを作ることは難しくなっている
    デジタル領域はイノベーションがあったが、現実領域のイノベーションが停滞している
    新しいソフトウェアは1000万円あればできる
    新しい医薬品を作ると100億円が必要
    規制に対する対応で時間もかかる
    もしゲーム業界に医薬品レベルの規制がかかったら、ゲームはほとんど作られなくなる

    失敗に終わった最高級の音楽フェス「FYRE」

    Fyre Festival:Fyre Media IncのCEOであるビリー・マクファーランドと、ラッパーのジャ・ルールが詐欺的なマーケティング手法を用いて企画していた音楽祭
    結果的にイベントは開催されず、マクファーランドは詐欺による有罪判決となった
    LAの広告もいまから考えると詐欺のようなものだが、その可能性を信じて賭けた
    スペキュレーションはそういった賭け
    危険な印象もあるがイノベーションはそういうものに対する賭けのようなものでもある

    AppleのIPOとスペキュレーション

    1980年、AppleがIPOしたとき個人投資家の株取引を禁じられた
    Appleという会社の信頼がなく、詐欺扱いだった
    国のスタートもスペキュレーション
    アメリカも何があるかわからない場所に作られた
    デジタルのリスクは取っても良いが、アナログのリスクは取ってはいけない、という考えがあるのはなぜか?
    エネルギー領域は規制があり、新しい起業が起きにくい

    1971年のアメリカ、何があった?

    1971年に起きた変化に関するグラフを収集したサイトがある
    ・生産性と給料の成長率:1971年から給料が停滞する
    ・貧富の格差:どのレイヤーも順調に上がっていたのに、1971年から上流階級だけが上がり、ほかは停滞した
    ・家の価格、国の負債、いろいろな数字が1971年から停滞している
    ・弁護士の数が上がる、結婚する年齢が上がる、医療スタッフが増えても医者の数が停滞する
    ・メディアの信頼度が下がる

    ニクソン大統領

    1970年に環境保護庁をつくり
    1973年に原子力発電所を造る計画を発表した
    これは相反するビジョンだった
    結果的には原子力発電所は作られなかった

    システムのゲーム化

    1880年頃から新しいシステムが作られ始めた
    官僚制、工場、教育制度、医療などのシステム
    システムが一般化されてくると、ゲーム化する
    大学院だと論文を書くといい役職がもらえる
    学校だとテストをクリアすれば卒業できる

    学校といい成績を取るというゲーム

    本来は学ぶ場所だが、いい成績をとることがKPIになるとゲームになる
    結果的にテストの点をとるのがうまい人を量産することになった
    効率よく最大化されたアウトプットをもとめて、教育システムを作った
    ただこれがゲーム化すると目的が変わってくる
    システムの中でどれだけ高得点をだせるか、という捉え方になる
    アメリカは学校や医療などのシステムに補助金を出し続ける

    To 新人「こういうシステムだからな〜」byシステムに乗っかってる人

    アメリカ国立衛生研究所の例
    助成金を受ける人の年齢が、年々上がっているデータがある
    毎年おなじくらいの年齢層に助成金が与えられているのではない
    もしかすると同じ人たちに助成金が流れているのかもしれない
    システムがスケールすると、その仕組みを守ろうとする傾向がある
    既得利権を利用する
    2008年のリーマンショックのあと、もっと銀行を増やして競争を増やす計画もあったが、全然増えていない
    新しい銀行を増やすことで損をするプレイヤーがいる
    新しい家、新しい大学、新しい病院を作るための許可がなかなか下りない
    新規参入が起きにくい状況

    Kodakとデジカメ

    フィルムカメラの大手メーカー $30Bの会社だった
    デジタルカメラの時代に先駆けて、KODAKもデジタルカメラを研究していた
    しかし既存事業への影響を考えてそのプロジェクトを停止した
    いまのシステムを守ろうとした
    もしかしたらデジタルカメラ事業に変更したほうが儲かったかもしれない
    既存事業を守りながらも新しい事業もやらないといけない

    宮武さんのツイッター戦略

    OffTopicもツイッターを使って事業につなげている
    SNSもひとつのシステムとして理解することが大事
    Lil Nas Xが世界一のマーケターだという意味も、彼がマーケティングのシステムを理解しているから
    カレントシングスもひとつのメンタルシステム
    そういうシステムの中でゲームをプレイしている

    あなたはシステムに従う人、利用する人、もしくは変革する人?

    システムに従う、システムを利用する、システムを変える、新しいシステムを作りにいくの3種ある
    システムを変えようとすると、既存システムの人がそれを止めようとする
    システム化の最終段階は宗教的なものになる
    既存システムが隠していること、変えたくないことを暴き出すのが起業家
    新しいことを生み出すのはそういうこと
    なぜ人はほかの人のことをマネしないといけないのか
    グループが考えていることに賛同しないといけないのか
    なぜ新しいことを考えてはいけないシステムになってしまうのか
    新システムがスケールすると、いずれほかのシステムに移行しにくくなる

    停滞とイノベーション

    なんらかの危機があると既存システムの改善に目が向けられる
    この瞬間に新しいシステムが生まれやすい
    MRNAワクチン開発もこれまで許可が下りなかったが、コロナウイルスの影響で規制が外れた
    危機によりプライオリティが変わる
    不確実性な未来に賭ける
    既存システムのブレーキングポイント
    全員が新しいシステムを作る必要はないがゲームを理解することによって、より遊びやすくなる
    いままでイノベーションが停滞していたが、逆にいまはチャンスがある
    今後100年使えるシステムが作られる時期にきている可能性がある

Comment

memofleet

  • 2022-12-18 Sun.

OffTopicの1年のまとめ(前半)ですね。
アメリカの産業史がベースになると思うので略年表を左側に添えました。
日本でも既得権益を守るために仕組みが変わらない問題がありそうです。
電球の発明から経済の変化までは40年かかったというトピックがありました。
今後100年を支える技術も徐々に進んでいくのかと思います。

【2022年のまとめ】 世界はシステムで回っている- Off Topic #142

Off Topic #142
Original : 2022-12-08 Thu.
memofleet : 2022-12-18 Sun.

navigation
Off Topic
Bytes
Memo
Privacy Policy

Twitter @memofleet
memofleetはWeb、ITトレンドなどをメモるWebサイトです。 最近はpodcastをよく聴いてます。