Off Topic #93
Web3のガバナンスと経済- Off Topic #93

2021-12-09 Thu.

このページは、ポッドキャスト番組Off Topicを個人的にまとめたページです。

Summary

  • 要点の箇条書き
    - どうラビットホールに落ちたか
    - 3つのタイミングがある
    - 2011-2013のビットコイン
    - 2018 DeFiサマー。イーサリアムが伸びた年
    - 2020年末から2021年 NFTバブル
    - メタバースの研究をしていて、アーティファクトという会社に出会う
    デジタルアパレル、オープンメタバースを可能にする
    DAOに入り、クリプトの勉強もした。
    - クリプトとVC投資の課題
    - アメリカのVC業界もクリプト投資が増えている
    リー・ジン氏もクリプト投資している
    クリエイターエコノミーとの相性もよい
    - Web2.0の投資に慣れている人ほど、Web3への投資が難しい
    - サービスの優位性の作り方が違う
    - Web2は、市場を独占するサービスや、それに関わるビジネスに投資する。
    - Web2.0の優位性作り
    - 規模の経済、ネットワーク効果
    - 優位性の中でも強弱がある
    - ブランディング:弱い。予測しにくい。
    - ネットワーク効果:強い。
    - Web3は、市場独占しにくい。
    Web3の優位性は、流動性とコミュニティとコンポーザビリティ
    流動性:マーケットプレイスでの取引額、頻度。
    - サプライのオンボーディング
    - サプライのオンボーディングが違う。
    ユーザーが自分のNFTを持っていて、いつでもプラットフォームを変更、移行できる。
    - ミドルマンのバリューはすごく低い。
    Web2.0はむしろミドルマンがほとんどを持っていく世界だった。
    - Web3ではミドルマンが「プロトコル」っぽく振る舞う。
    例えばメールサービスは無償提供していて、SMTPプロトコルは誰でも使えるように
    - コミュニティ
    - 誰がいるか、が優位性になる。
    - ゲームの改造Mod
    - コンポーザビリティはLEGOのように考える。
    - 誰かが作ったものに継ぎ足して別のものを加えたり変更したりしていく。
    ゲームのMODのように、もともとあったゲームをMODで作り変えていき、違うゲームにしたりする
    - ユーザーにとって一番ベネフィットがあるもの、ロックインさせない
    - Web2.0は自社のDBやユーザーのDBを独占して優位性をとるビジネス。
    - Web3では、そのDBはオープンになってしまう。
    例えばUberをWeb3化したら、Uberの全取引をだれでも見れるようになる。
    Uberとほぼ同じ仕組みをだれでも作ることができる。
    そうなると、どうやって勝つのか?ということになる。
    - 最終的には、ユーザーにとってベネフィットがあるかどうか。
    - オーナーシップとアップサイドの提供
    - サービスのあり方が変わる。
    いまのWeb2がどうやってWeb3化するのか。
    まずはWeb3っぽい体験が提供される。フェイクのWeb3。
    - Web2.0ではバリューがプラットフォーム側にあって、クリエイターがバリューを作っている。
    複数プラットフォームを使うクリエイターは多く、どこか1つに依存する人は少ない
    - Web2.0の会社は危機感を感じるべき。
    マーク・ザッカーバーグもメタバースの考え方を取り入れて、ハードウェアでロックインさせながらWeb3的なユーザーファーストのサービスを作ろうとしている。
    - クリエイター、自分のサービスへの参加者へどうやってバリューを提供していくか。
    プラットフォームはあり続けて良いが、結局、オーナーシップとアップサイドをどう提供するか。
    - やっぱ国
    - 会社を作るという概念ではなくなる。
    会社は株価を上げるための組織なので、限られた人数の株主が儲けて、どこかでユーザーが損するタイミングがくる。
    - 会社ではなく「国」を作る概念。
    「国」をつくるにはまず「土地」があるとして、
    初期のプロダクトが「土地」にあたる。
    - DAOはその「土地」のなかで作る「ルール、組織、政府」。
    トークンは、「国」のなかのお金。
    NFTは、「国」で売買される「商品」
    コンポーザビリティという要素が、「国」に建てられるビルや街。
    ひとつのサービスの上に、色々な組織が立ち上がる、という考え方になる。
    - 例えば、Web2.0の会社でいうと、「アプリエコシステム」が近い。
    Salesforceというベースのプログラムがあって、
    そこと連携するアプリ、より便利に使えるサービスを第3者が作ったりしている。
    「土地」:Salesforce
    「街やビル」:追加される連携アプリ
    - Web2.0はクローズドな役員会議ではなく、一部でもいいのでコミュニティと一緒に考えるべき by Kevin Rose
    - コミュニティと一緒に作っていく
    - どう作っていけばよいか、ユーザーと考えて、インセンティブを与えないといけない
    - 集権型のサービスはどうなる?
    - Web3はまだ早いタイミングなので、まずはハイブリッドな形がこれからは増える。
    集権的な組織に扱ってほしいなど。
    最初はそれでもよい。
    - 判断と導き
    - すべてがWeb3化されたとしても、集権的なサービスも必要。
    全部が分散型になるわけではない。
    リーダーの役割はあって、集権型が必ずしも悪ではない。
    - ロイヤリティプログラムに株価
    - ブレイントラスト
    - フリーランスマーケットプレイス
    ネットワークにアクティブにいる人へトークンが配布される
    ロイヤリティプログラムに株価がついたようなもの。
    - ゲーミフィケーション
    - 自分のサービスをどうWeb3化させるか
    - ゲーム化させたほうが成功する傾向
    - De-Fiもゲーム性の高いものがみられる
    - コンテンツがオンチェーン
    - SNS
    - コンテンツがすべてオンチェーンになる。
    アイディアのトラッキング。
    もとのアイディアをもっている人に支払いができる。
    引用元への支払い
    - DAOってなに?株式会社との違い
    - 会社はその国の法律のもとに作られる
    DAOはスマートコントラクト上に作られるので、国の領域を越えて組織できる。
    流動性。チームの出入りが自由。雇用ではない。
    - チームとユーザー
    - チーム(提供側)とユーザー(利用側)の違いがなくなる。
    匿名参加ができる。
    VC業界でも、Web3の会社に投資すると、匿名の人物へ投資することになる。
    - 匿名起業家さん
    - A16がYGGに投資した例。人物がオウムの人形を持っている。


    - メリトクラシー
    - コミュニティにバリューを与えているかどうか、貢献しているかどうか、がジャッジポイントになる。
    - ヒエラルキーの流動性
    - ヒエラルキーはないわけではない。
    たとえば会社ではCEO交代など、役割の交代はなかなかない。
    - リーダー=次に何をするか理解している人
    - DAOでは、リーダー交代は常に行われる。
    - 複数の会社に就職することはあまりないが、
    複数のDAOに所属して、それぞれから収入を得るスタイルになる。
    - 収入のポートフォリオ
    - DAOは必ずしも収入を得るための組織ではない。
    趣味を通じてつながるDAOもある。
    組織をネットワーク上で簡単に作ることができる。
    いま、毎週数百のDAOが作られている。
    - 仕事の仕方が変わる
    - DAOのカテゴリ
    - ソーシャルDAO。fwb。
    - 投資DAO。集まって共同出資して。
    クリーザーDAO。いろいろなNFTを買ってポートフォリオを作る。
    VC投資をするDAO
    - プロダクトプロトコルDAO
    ソフトウェアを開発する
    - パーティーDAO
    共同購入する。
    ミラーでトークンを配布、これをもっていると入れる。

    DAOに入るには?

    - どのDAOにも明確な目的がある。
    まずはその世界を覗いてみることが始まりになるが、
    目的があることが重要。

    アベンジャーズのようなもの

    - コラボレーションの組織図でもある。
    個々の仕事から、特定のDAOにも行き来する。
    コラボレーションとして参加するプロジェクトのような組織
    - インターネット・ネイティブな組織構成。
    何をやったのか、ブロックチェーン上でトラッキングできて、それに対して支払いができる。
    出入りが自由。
    タスクに対してやりたくない場合退出もできるし、
    逆に、モチベーションの高い人が残る。
    競合するDAOがあるとして、双方に所属することが可能になる。

    ガバナンス

    - どういう民主主義を作るか。
    投票機能はあるものの、あらゆるアクションに判断をさせるのは難しい。
    (リアルな選挙の投票率を見ても、全員が参加していない)
    - リーダー的な立場の人を設定して、週次で検討、投票する
    DAOの中に、サブのDAOを作るなど、階層を持たせる
    - Web2.0のストラクチャーとちがうのは、IPや企業秘密がなくなる事。
    たとえばあるDAOのガバナンスの構成が間違っているとしたら、
    それとおなじDAOをもう一つ作って、そちらに切り替えることができる。
    - いまはDAOの検証フェーズ。
    いろいろな手法が試されている状況。

    DAOの立ち上げに必要なもの

    1. ルール
    2. コミット(ルールに従わせるため)ルールやぶったらBANされるとか。
    3. モニタリング(ルールを守っているか)
    成功させるための要素
    1. パーパス(目的)
    2. プリンシパル(バリュー、どういう人たちか)
    3. プロセス(どうやってやるか)
    いいDAOはこれをきちんとやっている
    プロダクト*コミュニティではなく、
    コミュニティ*プロダクト。
    - トークン・エコノミクス
    たとえばニューヨークタイムスをトークン化するとしたら。
    NYTトークンを作る。 1トークン=$1
    NYTメディアにアクセスするためには100トークン必要。
    スマートコントラクトの設計上、毎年、$100ぶんのトークンが消費されるので、毎年$100ぶんのトークンを購入しなければいけない。
    ここまでは普通のサブスク。
    1年目に、まず200ドルぶんのNYTトークン、200NYTを購入したとする。 2年めになると、100ドルぶんなくなるので残りは100NYT。 そこでメディアの評価が高まり、トークンの価値も上がるとする。 1トークン=$2になりました。 そうすると、次の年の支払いは50NYTで100ドル分になる。 初期にトークンを購入したほうが、メリットがある。 というビジネスもあり得る。
    - 民主主義のABテスト
    - 国を作る、経済ポリシーを作る、などやるべきことがいっぱいある。
    - いろいろな国や経済をDAOで試すことができる。
    民主主義の研究施設になる。
    いろいろな経済ポリシーやガバナンスのABテストができる。
    - デジタルの世界ほど、新しい改善を試せる。
    - 初期ファンのアドバンテージはどこまですべきか?
    - 初期投資のインセンティブの強さはクリプト業界の課題でもある。
    いまの先行ユーザーだけが儲かり、あとあと普及し始めた頃に参加しても儲からない、という形でよいのか?
    - 土地の奪い合い
    - 最初にリソースを獲る。
    後から来た人は、誰かのリソース上を使わせてもらうことになる。
    リアルな領地争いと同じことがバーチャル上でも起きている。
    - 初期ユーザーだけが儲かる仕組みになりがちなので、
    そのバランスをとるような経済ポリシーを設計する必要がある。
    - 複数DAOに所属できるとしても全部のDAOをアクティブに参加できない
    よりアクティブなほうがトークンももらえるので
    - Off TopicをWeb3化するならば考えてみた
    - NFT、ミラーのファンド
    - トークンを発行、トークンもっている人だけがDiscordコミュニティに参加できる
    持っているトークンの数によって特典を与える
    イベント参加できるなど
    - 毎年トークンを消費させる
    貢献した人にトークンインセンティブを与える
    - 毎年コレクタブルNFTを渡す
    *グロシエのステッカーのような
    - グッズを作ることに参加したら、トークンをもらえる
    インフォグラフィック化したり、コンテンツを作ったりしたらトークンがもらえるなど
    - 過去のエピソードを振り返ってOff TopicとWeb3の関係性
    - 最終的にWeb3の話をするのが自然な流れだと思う
    最初はリテール、D2C、VCの話、
    メディア、SNS、cむけアプリ
    ゲーム、メタバース
    Web3
    - コマース、メディア、ソーシャルが統合してきている
    メタバースもいろいろな要素が合わさったもの
    - 複数の業界をまたぐユーザーの行動、
    インターネットの歴史を辿っている
    それがWeb3に辿り着く
    - 独占禁止法、集権的な勢力の課題
    バイオテックの政府の役割、
    BIGテックへの対抗、
    プロダクトからではなく、コミュニティからはじまるブランドなど
    - これらを理解するには、さまざまな業界を理解する必要がある
    エコノミクス、心理学、社会学を知る
    - いろいろなテック系の業界とのコラボレーションもしたい

Comment

memofleet

  • 2022-05-21 Sat.

2021年末に聞いたWeb3の回をあらためてまとめました。
今聞くとやっと何を言っていたのかが判ったりと発見も多いです。
振り返りがだいじですね。

Web3のガバナンスと経済- Off Topic #93

Off Topic #93
Original : 2021-12-09 Thu.
memofleet : 2022-05-21 Sat.

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